あしたのこと。

地方住みアラサーオタクの日常

あんステMoM感想 ※ネタバレあり

あんさんぶるスターズ! Extra Stage 『Memory of Marionette』

日本青年館ホール 1/13(日)ソワレ

 

 結構、前キャスト引きずっての感想になるので、無理な方は見ないでくださいね。

 

 まあ、そもそもキャス変はいつか来ることと理解しつつも、あんステからあんスタに入って、前山英智と小松敬人が好きだったので、キャス変イヤイヤ期を引きずりながらあんステフェス応援上映会も行ったりしてだいぶ吹っ切れたころになって、ようやくヴァルに推しがキャスティングされた友達についていく気になりました。推しも推しユニットも出ないので、一人だったら行かなかったと思うけど、あんステアンチになったわけではないし、そのときには妖アパ行くのが決まってたし、普通に気になってはいたので行ってよかったです。イヤイヤ期にさんざんうじうじ言ってたので、それでわたしはわりと気が済んだところあったんだけど、友達には気を遣わせてしまって申し訳なかった。

 とはいえ、わりと遅れてのチケ戦参戦だったので、結果とれたのは一般の二階席だったんですが、それもまあ、よかったのかもしれない。俯瞰的に見れたし、新キャストをわたしの中で受け入れるにあたっては気持ちが楽かなという部分(見たくないわけではなくて、遠くから様子見していたい的な意味)もあったので。

 

◆セットやプロジェクションマッピング

ここから書くことになると思わなかったけど、セット凝ってましたね。いいぞいいぞ。わたしらが落としたお金をどんどん目に見える形にしてくれ。上手側の歯車の上にちっさい歯車のってるの、いろんな使われ方してたけど、最後のライブで宗くんが足かけたとき、ああ、そのための台……ってなった。

あと糸電話よかったです、何がっていわれると何かわかんないけど、ほ、ほんとに糸電話や……!!!って謎の興奮したしシュッっと片付くとこ最高だった。……何の感想?

 

◆Valkyrieについて

 いや、歌うま……。けっこう癖のあるキャラクターですが、めちゃくちゃ本人でしたね。お二人ともそれぞれ別作品で何となくしってる役者さんでしたが、新しい面を見ることができました。復刻でなんとかストーリー回収したのに読めないまま当日を迎えたので、マリオネットはほんのり知ってる程度で、原作にしろ、もちろんステにしろ、らびっつのに~ちゃんしか知らなかったため、お人形のなずなくんも新鮮でした。

 ライブの音が途切れるところ、ほんのり知ってはいたけど、舞台では前振りとして、英智がステージ脇に現れてふっと笑って去るみたいな演出あったりするかなと予想してたら、そんなこと全くなく、何の前触れもなくブツッといったので、あくまで機材トラブルって感じでした。胸が痛かった……。あのあたりずっと泣いてました。

 宗くんにしろ、みかくんにしろ、それぞれのキャラクターの持ってるヤバさが出ててよかったと思います。宗くんのなずなくんを前にしたそれ、まあ完全にヤバい人ではあるんだけど、何だかんだ言って、最終的に会話がちゃんとできてるのすごくない?推しが何言ったとかあの距離で覚えてられなくない?と思ったけど、宗くんは一言一句逃さず脳に刻んで反芻するタイプっぽくはありますね。推しがいる生活最高って感じというか。

 みかくんも、まあ、それなんだけど。推しというか、お師さん(ダジャレじゃないです)がすべてすぎて、それが危ういようにも思えるんだけど、だからこそブレないんだよね。それはそうと、常にかわいかったですね、みかくん。え~かわいい~ってなって舞台上にいるときはだいたいみかくんに視線奪われてました。なんか、自分が喋ってないときもわちゃわちゃ何かしてるんだもん。

 あと腐ってて非常に申し訳ないんですが、将来有望な攻めだなと思いました。

 

◆fineについて

 追憶の英智はみんなそうですが、グーで殴りたくなるけど、ほんとに殴ったら死にそうな英智でしたね(褒めてる)。線が細くて。最後の英智と渉の関係はとても好きです。贅沢をいえば、もっとアイドルという存在、絶対に手が届かない天才に焦がれてやまず狂気さえ垣間見えるほどの一面が見たかったところではありますが、なんだかそんな激しい感情振り回してたら死にそうな英智だったので仕方ないね、それはそれで正解だと思いました。

 歌などはまだ伸びしろを感じるfineでしたが、そもそも、わたしみたいに前キャストを引きずってたり、そうでなくても、あんステフェスで前キャストfineとしての完成形を見たあとに、スタートラインに立ったばかりの新キャストfineを見るのってどう考えても後者が不利なので、このさきの進化をたのしみにしています。

 

◆紅月について

 紅月もfineと同様なのですが。樋口くんてすごかったんだなって思った。でもこの紅月の魅せ方も好きだな、と思いました。太鼓、太鼓びっくりした。あと七夕衣装、敬人の二の腕見えるのがすごく好きであれが★3なの納得いってないんですが、オペグラで舐めるように見ました。普通に気持ち悪い感想になったな。そういえば、新キャストの敬人と英智は身長のバランスよかったですね。

 

◆らびっつについて

 存在がかわいい。むり。よくもパイにしようなんて言えたな英智……。円陣の時点で可愛くて、ふわあ、かわいい、ふわあ……ってなってた。友達は結成シーンで泣いてた。ラビおじにされてしまう……。何してても可愛いじゃん……。あと、しののんが、はい☝継承してて微笑ましかったです。みかくんが紅茶が凍っちゃったネタやったりね。

 

総合的に見てよかったなと思わせる舞台でした。ヴァルは本当に見たほうがいい。魅惑劇がすごく好きです。チケット苦戦してるのはどう考えても運営のせいなので、そこに引っかかってる人もヴァルは後悔させない価値があると思います。ヴァルのうちわ作るの楽しそうですよね。ヴァルの女の強そうなうちわ、すごくゴテゴテで重そうで見てるだけでたのしいです。ライビュは行けなさそうなので、配信があればいいな、と思っています。千秋楽まで無事、あの芸術が客席まで届けられますよう。